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観光施設のInstagram運用|最初の3ヶ月で押さえる5つの基本

合同会社ギルド

観光施設の集客で「Googleで検索される」から「Instagramで発見される」への流れが、ここ数年で大きく進んでいます。20〜40代の旅マエ行動を観察すると、施設のホームページよりも先にInstagramを開く層が確実に増えました。一方でアカウントを開設したものの「何から手をつければいいか分からない」という相談を、観光施設の経営者から本当に多くいただきます。本記事では観光施設がInstagram運用を始めた最初の3ヶ月で押さえておくべき5つの基本を、優先度の高い順に整理しました。

1. アカウント設計:見つけてもらう前に、見つけられる準備を

POINT 01 アカウント設計

最初に取り組むのはアカウント設計です。プロフィール欄が散らかったままだと、せっかく投稿が見つかってもフォローや予約に進みません。地味ですが、ここを整えるだけで「見つかった後の歩留まり」が大きく変わります。

プロフィール欄の3要素

  • 一文で「ここはどんな施設か」が分かる説明文
  • 立地・営業時間・予約導線の明示
  • リンクは予約ページに直接(リンク集サービスを挟むより1クリックを減らす)

「〇〇県××市の海辺の宿。家族とゆっくり食事と温泉を楽しめます。」のように、地域・施設の特徴・体験価値が30秒で伝わる文章を目指してください。プロフィールはお客様にとって「ここに来る理由」を判断する最初の場所です。

ビジネスアカウントとアクションボタン

ビジネスアカウントに切り替え、業種カテゴリーを「宿泊施設」「観光名所」など適切に設定します。アクションボタンには予約サイトのURLを入れておくと、プロフィール画面から1タップで予約導線に進めます。インサイト(分析機能)もここで使えるようになるので、後述の振り返りループで必須になります。

2. リール戦略:週1本、冒頭3秒で「いる気分」にさせる

POINT 02 リール戦略

Instagramのアルゴリズムは依然としてリールを優先的に拡散します。観光施設の運用ではフィード投稿より先にリールに振り切るのが、新規発見の最短ルートです。最初の1ヶ月は無理せず週1本のペースで、量より「型」の確立を狙ってください。

最初の1ヶ月で取り組む3つのリール型

  • 施設紹介:客室・お風呂・食事をテンポよく繋ぐ20秒
  • 季節の風景:朝の海、紅葉、雪景色など「今行きたい」を喚起する15秒
  • スタッフの日常:料理長の仕込み、女将の話など人の見える30秒

冒頭3秒で離脱を防ぐ

リールは最初の3秒で見られるか、スワイプされるかが決まります。「広がる景色」「料理が湯気を立てている」「子どもが歓声をあげている」など、強い視覚情報から入るのが定石です。冒頭でロゴや施設名を見せたい気持ちはぐっと我慢して、まずは「現地にいる気分」にさせることを優先してください。

3. 位置情報+ハッシュタグ:検索される設計

POINT 03 位置情報+ハッシュタグ

Instagramで施設を見つけてもらう経路は、おすすめ表示・位置情報検索・ハッシュタグ検索の3つです。後者2つは設計次第で安定した流入源になります。アルゴリズムの変化に左右されにくいので、観光施設こそ早めに整えておきたい部分です。

位置情報の付け方

全投稿に必ず位置情報を付けます。施設名そのものでつくると、近隣の人が「〇〇市」「××エリア」で探したときにヒットしません。施設名と地域名(市区町村)の両方を使い分けるのが基本です。エリア観光全体で探されたときの導線を作っておくイメージです。

ハッシュタグの選び方

1投稿あたり10〜15個を目安に、3つの粒度で混ぜます。

  • 大粒度(10万件超):#国内旅行 #旅館 #温泉
  • 中粒度(1〜10万件):#〇〇旅行 #××観光
  • 小粒度(〜1万件):#施設名 #地域グルメ名

中・小粒度のタグから「狙ったお客様」に届くケースが多いので、施設の世界観に合うタグを地道に育ててください。大粒度だけ並べてもライバルが多すぎて埋もれます。

4. UGC(口コミ写真)の取り込み:自分たちで撮らない発信

POINT 04 UGC(口コミ写真)の活用

お客様が撮ってくれた写真は、自社撮影の何倍も説得力があります。「他の人がこう楽しんでいる」が見える発信は、検討中のお客様にとってリアルな判断材料になります。これをサイクルに組み込めると、運用負荷を下げながら発信量を増やせます。

リポストのお願いテンプレ

「素敵なお写真をありがとうございます。当宿の公式アカウントでもご紹介させてください。クレジット表記の上で投稿してもよろしいでしょうか?」のような短いDMで、7割は了承いただけます。投稿時にはお客様のアカウント名をタグ付けし、感謝のひと言を添えるとサイクルが育ちます。

参加型ハッシュタグの設計

「#〇〇宿で過ごす休日」のような独自タグを作り、投稿時に「投稿してくださった方の中から月1名様に体験プレゼント」と仕掛けると、お客様が自発的に発信してくれるサイクルが生まれます。プレゼントは原価のかからない体験(早朝の散歩ツアー、料理長による調理見学など)で十分機能します。

5. 週1の振り返りループ:3指標だけ見る

POINT 05 振り返りループ

最後に運用の継続力を支える「振り返り」を仕組み化します。Instagramのインサイトは数値が多すぎて手が止まりがちなので、見る指標は3つだけに絞ってください。多くを見るより、毎週ちゃんと見ることのほうが結果につながります。

押さえる3指標

  • リーチ数:そもそも届いているか
  • 保存数:「あとで行きたい」と思われたか(予約に近いシグナル)
  • プロフィールアクセス→予約サイトクリック:予約導線まで進んだか

毎週金曜の30分でこの3指標を記録し、上位投稿の共通点を3つメモに残します。これを4週続けるだけで、自分の施設の勝ちパターンが見えてきます。

まとめ:3ヶ月後に見えてくる景色

ここまでの5つを最初の3ヶ月で愚直に積み上げると、フォロワー数より先に「保存数」と「予約ページへのクリック」が伸び始めます。観光施設の運用ではこの2指標が動き出した時点で、予約問い合わせの増加が後追いで現れるのが定番のパターンです。逆に言えば、フォロワー数だけ追いかけても予約には直結しないので、最初から指標を絞り込んでおくのが大切です。

「自社ではリソースが足りない」「リールの素材撮影から困っている」というご相談は、私たちが企画から運用まで内製で伴走します。観光施設・旅館のSNS運用支援はサービス一覧料金目安をご覧ください。実際の支援事例は導入事例・実績にまとまっています。

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